原材料名の糖類には何が含まれるのだろうか?

原材料名の糖類には何が含まれるのだろうか?

こんにちは。夫婦工房にょんのおっと~です。
お買い物をしていて、食品表示を見た時に、よくある糖類

「いったい何が含まれているんだろう」と思います。
糖類ですので、いろんな種類の糖が含まれているのは分かりのですが、具体的には書かれていません。

内閣府の定める食品表示基準の複雑さもあり、様々な資料を見れば見るほど分からなくなっていきます。

今回調べたものを分かりやすく書きたいと思います。

糖類には何が含まれるのか

食品表示法により、商品を販売するにあたって、どんな材料を使ったのか、表示する義務があります。
何を使っているか多い順に表示する必要があります。

食品表示法の糖類または砂糖類には何が含まれるのかを見ますと、砂糖、ぶどう糖、ぶどう糖果糖液糖、果糖ぶどう糖液糖、高果糖液糖、砂糖混合ぶどう糖果糖液糖、砂糖混合果糖ぶどう糖液糖、砂糖混合高果糖液糖あることが分かりました。

さらに砂糖にも種類があります。
農畜産業振興機構さんによりますと、上白糖、グラニュー糖、白双糖、三温糖、中双糖、角砂糖、氷砂糖、液糖、和三盆、黒糖または黒砂糖と、10種類あるとのことです。

糖類または砂糖類と記載されている場合ですが、砂糖類が2種類以上であって、その砂糖類の合計重量が調味液の重量の100分の1に満たない場合、「砂糖類」又は「糖類」と記載することができるとのこと。

具体的にどれぐらいの量なのかは、商品の内容量によって変わってきますね。
商品に糖類と書かれていると、上の黒字の部分が少なくとも2種類以上が入っています。

サッポロさんのホームページには、糖類について「とうもろこし等を酵素により液化・糖化させ、精製したもの」と書かれてありました。

これは、恐れく果糖ぶどう糖液糖とぶどう糖果糖液糖のことだと思われます。
そのことについても取り上げたいと思います。

果糖ぶとう糖液糖、ぶどう糖果糖液糖とは?

果糖ぶどう糖液糖とぶどう糖果糖液糖は、原料は砂糖ではなく、でん粉です。
でん粉を酵素でぶどう糖に分解します。
さらにそのぶどう糖の一部を、酵素によって果糖にかえたものです。
液糖とありますので、液状のものとなります。
甘味は、砂糖にとあまり変わらないと言われています。
ちなみに果糖ぶどう糖液糖は、ぶどう糖より果糖が多いもので、ぶどう糖果糖液糖は、果糖よりぶどう糖が多いものを言います。
甘いのは果糖ぶどう糖液糖です。
なぜなら、ぶどう糖は砂糖の約70%の甘みで、果糖は砂糖の約130%の甘みと言われているからです。
それで甘さの順は、果糖、砂糖、ぶどう糖ということになります。

まとめ

今回、糖類には何が含まれるかまとめてみました。
少なくとも、砂糖、ぶどう糖、ぶどう糖果糖液糖、果糖ぶどう糖液糖、高果糖液糖、砂糖混合ぶどう糖果糖液糖、砂糖混合果糖ぶどう糖液糖、砂糖混合高果糖液糖の2種類以上が入っています。

糖類は体には必要ですが、取り過ぎには注意したいですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。