過去問の活用と英語学習
受験勉強のために過去問を繰り返し解く。
これは受験勉強としては、主要な方法であり、むしろどちらかというと、いかに過去問に早い段階で手を付けられるか・過去問を解けるレベルまで自分自身を持って行けるか、というのは大きな課題であるように感じます。
ただ、今回は受験生ではなくても、
「英語を上達したい!」
「特に英語がすらすら読めるようになりたい!」
と思う方々にとっても、過去問は英語学習において良い教材になり得る、というお話です。
リーディングのスキルを上げるために、ニュースを英語で読む、あるいは洋書を読む、などはよくある方法ですが、文章自体が長くて読むのに挫折する、ニュースなので文章が堅苦しい、などのハードルがあります。
そこで、大学の過去問の、英語の長文を活用する、というご提案です。(*´ω`*)
今回は、あえて受験勉強という観点ではなく、広く英語学習という観点での過去問活用について考えたいと思います。
何を選んだら良いのか
一言に過去問、と言ってもざっくりしすぎて分からない、どこから手を付けていいのか分からない、というのはあります。
実際に手に取ってみて、自分が解けそうなものを購入する、ということもできますが、現状の自分の状態と、その大学の偏差値を参考に考えてみることもできます。
そして、問題の形式に注目します。学校によって、語彙や文法に比重を置いている物もあれば、対話文や長文を中心に何題か出題する、というパターンもあります。
今回は、リーディングスキルを上げることに注目したいので、穴埋めの語彙問題や、4択の文法問題、というよりは、長文多めの問題を選ぶことをお勧めします。
そんなこと言っても、絞るのは難しい。。。
なので、比較的自分が住んでいる地域の近辺だと、本屋さんでも手に入りやすいので、近隣のものから条件に合うものを選ぶ、というのは実際的ではないかと思います。また、大学のホームページを見ても最新のものは掲載しているケースもありますので、確認してみる、というのも良いのではと思います。
テーマ、長さ、読みやすさ
過去問の長文の利点はこの3つにあると思います。
1 テーマ ですが、受験生が読むことを意識している、というのと過去問というのは毎年作られるものなので、比較的とっつきやすいものプラスその年の時事ネタや話題になっていることである場合が多いです。一般教養や世の中の流れ、みたいなものを理解するのに役立ちます。
2 長文そのものの長さも、洋書や短編集を読むよりも短い場合がほとんどです。対話文やメール文である場合にも、文章の形式や会話表現を学び、ボキャブラリーを増やすのに役立ちます。
3 読みやすさも、「受験英語」と聞くとすごく難しいように感じてしまいますが、ニュース文や英字新聞を読むよりもまだ読みやすいように思います。
あくまでも個人的な意見ですし、ビギナーというよりは、ある程度読める人がどうすればスキルアップできるか、を想定しているのもあるのですが。(*´ω`*)
それでも、さらに注目してほしいのが、
過去問には、解答と解説が付いている、ということです。
全文訳が載っているのもありますし、なぜ、その解答になるのか、解説を読み込むことはある意味、問題を解くことよりも勉強になります。
覚えるべき大事な熟語などは、まとめて書かれている場合も多いですし、知識を広げるのに大いに役立ちます。
今回は長文にスポットをあてていますが、文法や語彙力、またCDが付いている場合もあるのでリスニング力を伸ばすのにも活用することができます。
「英語学習における過去問のすゝめ」でした。(^^♪
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