Be動詞のお話。
学生にとっても、社会人にとってもイレギュラーづくしの今年度ですが、定期テスト週間に入っている学校も多いようですね。
今回は、英語の基本中の基本、もうここから始まると言っても過言ではないBe動詞について、まとめと感想(*´ω`*)をゆるく書いてみました(笑)
Be動詞----!!
まとめると本当にシンプルなものです。
その名の通り“Be”が元の形となりますが、文の主語によってその形は変化します。
主語が、、、
(単数形)
1人称(私)の場合は am (過去形の場合はwas)
2人称(あなた)の場合は are(過去形の場合はwere)
3人称(私でもあなたでもない誰か1人の人)の場合は is (過去形の場合はwas)
そして主語が
(複数形)
つまり主語が2人以上の場合、(1人称、2人称、3人称の複数―私たち、あなたたち、彼ら等)の場合は are (過去形の場合はwere)、
ということになります。
とにかく主語 Iのペアはam、
Youのペアはare、
それ以外の1人の人、Tom、Mike、Aki、He、She、 等はisと覚えるとよい、と習ったことと思います。
と、ここまではシンプルにBe動詞のお話。
私はこれまで主に中学生に対してBe動詞の授業を何度となくしてきたのですが、このam are is の原形が“be”である、ということが興味深いなぁと毎回思ってしまいます。(*´ω`*)
Be動詞のお話をしている時にこの原形beの意味について詳しく扱われることは少ないのではと思います。
一般的に、、、
am are is は ~です。 was were は ~でした。 と訳されることが多いです。
終了~ (/・ω・)/
となりがちですが、そもそもbeとは「ある、いる、なる」という意味があり、存在や状態を表す言葉です。人や物の存在を表す言葉があるって興味深いと思いませんか?
よくある例文で I want to be a doctor. (私は医者になりたい。)
という例文がありますが、私は医者になりたい、医者であるという状態になりたい、というニュアンスになります。
少し余談になりますが、そして世代がばれてしまいそうですが、昔、浜崎あゆみさんの歌で TO BE という曲がありましたね。ニュアンスとしてはTo be …という感じだと私は受け止めているのですが、…になるために、とか…であるためにという気持ちを込めて作られた曲なのかなと思って聞いていました。過去の自分とか今までの思い出との決別、という感じの歌詞だったので。
そしてさらに世代がばれそうですが、昔Spice Girls というグループも流行りましたね。世代ではなくても、ワナビーWannabe というワードを聞いたことがあるのではないかと思います。文法的にはWant to be ですが、意味としては…になりたい、です。
どちらも現役小中学生にはジェネレーションギャップしか感じない話かもしれませんが。(*´Д`)
このように存在や状態を表す“Be”ですが、存在、状態だけでなく、その背後にある
人の強い意志
ストレートに伝わってくる思い
将来への期待
、、、飛躍するかもしれませんが生きる力強さみたいなものを感じるので、個人的には好きなワードだったりします。 (*´ω`*)
そんな思いを馳せながらBe動詞を見てみると、英語の勉強も少し楽しくなるような気がしてきませんか。
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