勉強における“音読すること”の価値

勉強における“音読すること”の価値

学生の皆さんは定期テストの時期に入りましたね(*´Д`)

しかも長きにわたる自粛生活から一変。遅れを取り戻そうと

大量の課題

プリント

提出物

小テスト

放課後補習(しかも強制参加)

声を出しているおっと~とめぇ~ちゃん

詰め込み無理くりビジーライフに、頑張らなくちゃいけないのは分かっているけど、何もしたくないし、ストレス溜まりまくりで発狂しそう‼‼‼ (/・ω・)/

そんな方も多いのではないでしょうか。学生だけでなく、大人もやるべき仕事に対するやる気が出ないという方も多いと思います。

何だか世の中の雰囲気が、「ちょっと遅れてやってきた5月病」と思うのは私だけでしょうか?(*´ω`*)

そこで、本日のテーマです。やる気をなかなか上げられなくても、どうすれば少ない労力で学習効果を上げていけるか、そんなことについて“音読する”という観点で考えてみたいと思います。

定期テスト対策→いかに効率よく暗記できるか

レポート課題や調べ学習ではなく、漢字や英単語の小テスト、定期テストの場合は教科に関わらず「暗記」というのは重要なキーワードになると私は思っています。しかもそっくりそのまま丸暗記ということよりむしろ、内容を理解した上で「暗記する」ということです。

暗記したこと、それが当人の「知識の蓄積」につながり、知識を意味ある仕方で積み重ねていけばそれはしっかりと活用できる「知恵」へと成長していくのです。

では暗記効率を上げるためにはどうしたら良いのでしょうか。

五感をフル活用する!

よく体を動かしながら重要用語を覚えたり、視覚を活用した暗記法がありますが、土台となる原理は同じです。

あ、臭覚を使うのは少し難しいかもしれませんね (;^_^A

出来るだけ多くの感覚を同時に活用することで脳に情報を印象付ける、ということです。

そこで音読です。

例えば「問題を〇問解きなさい」と言われるよりも「音読しなさい」と言われる方が取り掛かりやすいし、さらには「〇回読みなさい」と言われる方が見通しが立ちやすいと思いませんか。

音読する時、文字を読んでいるので視覚を活用していますし、言葉を発しているので口も動いて、聴覚で自分の声を聴いています。そして読んだ内容をノートに書いているなら手も動かしていることになります。

とにかく声に出してみる

特に暗記要素の強い、漢字と英単語はノートに繰り返し書く必要がありますが、その際に読み方発音等を毎回声に出して読みながら書くことができます。どっちにしても漢字ノートや自学ノートは提出を課している学校も多いので、時間をより効率よく活用できます。

そして教科書を暗記仕様に加工します。赤シートを活用されている方は多いと思いますが、より付加がかかるように、

国語の漢字の部分、意味調べで書き込んだ分や難しい言葉等

英語の単語、熟語、文法事項等

社会の太字やグラフの項目、人物名、年号等

理科の重要用語や名称、公式、表等

数学の公式、計算のルール等

特にそれぞれの教科で教科書準拠のワークに出題されていた問題で分からなかったものを書き込むことをお勧めします。

それらの情報をオレンジペンや緑マーカーで全部隠れるようにするのです。

そう、オリジナル参考書を作るのです。そして読む。ひたすら読む。

自分の声を録音するのも効果的

声に出すことは暗記するだけでなく、考えを整理する時にも有効です。

とはいっても。

通学途中の生き帰りで、電車の中で声に出すわけにはいかない。

満員電車の中、なかなか教科書を開くことができない。

朝は眠いので字を見たくない。

確かに。なので一つの提案として、音読した内容をボイスメモなどに録音することができます。

私はその方法で、英語の長文を覚えることができました。聞き流しです。いわゆるスピードラーニング方式に通じるのかもしれません。

覚えたい内容を録音するのです。覚えたと思ったら消す。自分の声を聴かなければならないという恥ずかしさと相まって覚えられたりしますし、移動中でも何かを開く必要はなく、(開きながら聴くとより効果的ですが)イヤフォンと録音しているもので完結します。

周りにはスマートに音楽を聴きながら物思いにふける人としか映らないかもしれません(*^^)v まさか自分の音読を聞いていると思う人はあまりいないでしょう。音漏れしていると若干恥ずかしいのでそれだけ少し気を付けなければならないですが。

やる気がでないなぁ、と思ったら、とりあえず自分の声を吹き込んでみるのはどうでしょうか(*´ω`*)