仕事ができる人とできない人の違い

仕事ができる人とできない人の違い

仕事をしていて、

何でこの人は仕事ができないのだろう?

何でそんな非効率な動き方をするのだろう?

と思ったり、逆に、

何でそんなに効率的に仕事ができるのだろう?

やるべきことがたくさんあるのに、何で全部終わっているのだろう?

そんな風に思ったことはありませんか?確かに、仕事をこなせる量には個人差がありますし、仕事内容そのものの向き不向きもあります。できないことを何が何でもやれ、というのは違うと思います。

ただ、そうした疑問の背後には、

もっとできるはずなのになぜ?という思いや、もっと仕事がしたいと思っている本人は、何でこんなに時間がないんだろう?という思いが隠れているように感じるのです。

それで、今回はこうした素朴な疑問について考察したいと思います。

基本はスケジュール管理

結局のところ、差はそこにある気がします。(*´ω`*)

ただ矛盾しているようにも思いますが、仕事ができる人ほど、他人のスケジュールに柔軟に合わせたり、予定そのものに余裕があるように思います。

何かのタスクを終わらせなければならない時、「もうこの時間で終わらせなければ後がない」みたいな予定の立て方ではなく、ここでできなかったらここでしよう、ここですきま時間ができたらこれをしよう、みたいな予備日というものが必ずと言っていいほど設けられているように思います。

他人に合わせられないほど、自分が自分の予定でいっぱいいっぱいだと、自分の予定ややるべきことを把握できてないので、結果やることがいっぱいだという思いに圧倒されて、どれもこれも中途半端、なんてことになってしまいます。

自分のキャパを見極め、無計画にあれこれと予定を詰め過ぎない、というのは大切です。

またあれこれ予定を詰め過ぎる人の特徴として、自分の予定が100%その通りできる前提で予定を組んでいる、ということもあります。

仕事には、たいていの場合、他の人が関係していたり、天候が関係する職種なんかもあります。どちらも機械ではないので寸分違わず計画通りいくことは不可能です。むしろ機械相手でも、上手くいかないこともあるくらいです。

相手が自分の思い通りに動いてくれる、という幻想を捨て、自分にも他人にも現実的な見方ができるかどうかは、仕事のクオリティーとともに、ストレスを抱え込まずに仕事ができるか、というメンタル的な部分にもつながるように思います。

予定を達成する力

実行可能な予定を立てることができても、実際に実行されなければ意味がありません。

予定や目標を立てる力と共に、それを達成する力が必要です。

確実に達成するためには、楽をしたいという誘惑に打ち勝つ自制心や、やり遂げるという強い決意が必要でしょう。

また、それらに加えて、先見の明が必要でしょう。

物事を俯瞰で見たり、物や人の流れを把握したりすることができるなら、短期的な視点だけでなく、より長期的な視点で物事を見ることができます。

結果、自分の今の仕事が何に繋がるものなのか、必要な努力を払い、必要な知識技術を身につけているか、本当に必要な予定と必要でない予定を見極めることができるのです。

そしてそれは、起業をしていたり、自分でビジネスを始めたりしている人の特徴だなぁ、とふと気づかされるのでした。(*´ω`*)