結局人が好きなもの ― 動物、植物、そして絶景
テレビが最近面白くない、ユーチューブを見ることが多くなってきたけど、ユーチューブにも近頃飽きてしまった。。。
余暇の過ごし方を模索する人が多い今日この頃、このように、余暇を過ごし尽くしたあげく、1周回ってやっぱり暇‼ (笑)
・・・そのように感じている人は多いはずです(*´ω`)
リアルにできないことを、いわゆる“バーチャルで楽しむ”という新たなジャンルが確立されてきているのは事実です。
実際に人と人が直接対面することが難しい今、そうした方法を否定するつもりはありません。
ただ、そうした提供方法の限界と人間が感じている基本的な欲求について、個人的に感じたことをまとめています(*´ω`*)
実はずいぶん昔からあった育成系ゲーム
おうち時間、余暇の過ごし方が色々提案される中で、瞬く間に定価で入手することが困難になったのが、ニンテンドースイッチ本体と「あつ森」。
そう、あの、人気シリーズ「あつまれ どうぶつの森」です。
人気シリーズですが、そのシリーズ初代作が発売されたのはなんと2001年。。。
実に19年前です。その19年前の初代の作品でも、フルーツを採ったり、きれいな海を眺めながら魚釣りを楽しんだり、動物たちと仲良くなったり。。。とスローライフを楽しめます。
ところで、最近ニュースで、ペットを飼う人が増えていて、今は特にハムスターブームだということが取り上げられていました。ハムスターが品薄になってきているため、ハリネズミも人気があるそうです。
そうした昨今のブームを見て、少し懐かしい気持ちになったのは私だけでしょうか(;^_^A
2000年前後でしょうか。空前のハムスターブームが起こりました。
ハムスターが主人公の4コマ漫画
へけっという口癖がかわいい人気ハムスターのアニメ
ハムスターを育ててお見合いをして、ハムスターの子どもも育てることができる育成ゲーム
ちょうどあの世界的なブームを巻き起こした「たまごっち」の後ぐらいだったと思います。
状況は全く異なったものであるとはいえ、ブームを繰り返す、とはまさにこのことなのではないかと実感します。
人が求める基本的なものは変わっていない
こうしたことを考えると、人が余暇や娯楽に求める基本的なものは変わっていないのかなということを再認識させられます。
リアルな世界では難しくても、動画やゲームを通して、動物や植物、作物の成長を見たり、美しい海や夕日や花火を見たり、、、
最近はホームセンターに行ってガーデニングや家庭菜園を始まる人も増えているようですが、根本的な欲求の部分では共通する部分があるように思います。
それでもリアルに体験できない
現代人が、今特に閉塞感や大きなストレスを感じている原因はそこにあると思います。
動画やゲームでは、リアルの体験を超えることができないのです。
「現実世界でできないことを、ゲームの中で思いっきりする」そんな言葉も聞いたことがありますが、逆に「現実世界でできないこと」を痛感させられて閉塞感を感じてしまいます。
「美しい絶景を今日はお送りします」そんな特集番組もありますが、
「きれい」
「行きたい」
「でも行けない」で、
余計欲求不満が溜まってしまいます。
繰り返しにはなりますが、今は仕方ないですし、そうした企画も今できる最善なので否定するつもりも批判するつもりもありません。
娯楽も肩の力を抜いて楽しむ必要がある
こんなにも娯楽の需要が高まったことがかつてあったでしょうか。
娯楽は娯楽。
と割り切るのではなく、そこによりリアルな体験や共感をついつい求めてしまう。そんな傾向があるのかもしれません。
架空の世界に対して感情移入のし過ぎ、いわば娯楽を楽しむのにも肩に力が入り、あまりにも多くのものを求めすぎているのかもしれません。
大分前になりますが、あの国民的アニメ「サザエさん」がお出かけをした回が放送されると、「ステイホームで皆がんばっているのに」「不謹慎すぎる」という批判が巻き起こったそうです。
嘘のような話ですが、娯楽と自分の実生活との距離が近すぎると、
これはアニメの中の世界。
と割り切れないのかもしれません。
娯楽に関しても肩の力を抜いて楽しまなくてはいけない時代なのかもしれませんね(*´ω`*)
そんなことに気づかされた今日この頃です。
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