45種類のレモンチューハイ&サワー飲み比べた感想

45種類のレモンチューハイ&サワー飲み比べた感想

こんにちは。夫婦工房にょんのおっと~です。
これまでレモンチューハイやレモンサワー、レモンハイボールなどのレモンが入っているお酒のレビューを書いてきました。
45種類飲んできたのですが、その中で感じたことを書きたいと思います。

目次から気になるところを読んでもらえればと思います。
一個人の解釈ですので、参考までにでお願いします。
その日の体調などによっても美味しさの誤差も出ると思います。ご了承ください。
購入は自己責任でお願い致します。

目次

飲んだチューハイの種類の紹介

45種類のチューハイの画像まとめ

これまで飲んだ商品を紹介します。
ハイボールの中にもレモンは入っていますが、今回はタイトルにレモンと書かれてあるものに絞っています。

コカ・コーラ

檸檬堂 鬼レモン
    塩レモン
    定番レモン
    はちみつレモン

宝酒造

極上レモンサワー 瀬戸内レモン
         丸おろしレモン
         熟成つけ込みレモン
         爽快レモンチェッロ
         黄金マイヤーレモネード
極上抹茶ハイ   抹茶レモン(無炭酸)
焼酎ハイボール  レモン
         強烈塩レモンサイダー割り
canチューハイ  レモン

サントリー

-196℃ストロングゼロ ギガレモン
トリプルレモン
ダブルレモン
ビターレモン
塩レモン
瞬間レモン
明日のレモンサワー
こだわり酒場のレモンサワー
こだわり酒場のレモンサワー キリっと男前

アサヒ

ウィルキンソンドライセブン レモン
              レモンライム
              レモンジンジャー
              レモンコーラ
もぎたて まるごと搾り   レモン
贅沢搾り          レモン
樽ハイ倶楽部 居酒屋で超人気のレモンサワー

サッポロ

レモン・ザ・リッチ 濃い味レモン
          濃い味ビターレモン
          濃い味スパイシーレモン
          甘くないドライレモン
キレートレモンサワー
チューハイ99.99(フォーナイン) レモン

キリン

氷結ストロング  シチリア産レモン
         サワーレモン
氷結       シチリア産レモン
         サワーレモン
氷結ZERO     シチリア産レモン
旅する氷結    レモンコーラアミーゴ
本絞りチューハイ レモン
ビターズ皮ごと搾りレモンライム
キリン・ザ・ストロング 本格レモン

トップバリュー

チューハイ レモン

以上45種類です。
続いて総カロリーランキングです。
カロリーが高い順にランキングしています。

レモンチューハイレモンサワーの総カロリーのランキング(時々更新)

総カロリーランキングの見比べ

カロリーを見比べますと、キリンさんは比較的低カロリー路線だということが分かります。
宝酒造さんやサッポロさんは、高カロリーも低カロリーの商品があります。中盤当たりの商品があまりありません。
コカ・コーラさんは中盤ぐらいから一番高カロリーの商品があります。
アサヒさんは、最近発売された「樽ハイ倶楽部居酒屋で超人気のレモンサワー」が高カロリーのランクに入り、ランキングに平均的にいます。
サントリーさんも平均的ですね。

材料から分かる美味しさとの比較の結果

比較、糖類、果糖ぶどう糖液糖、人工甘味料

各商品の原材料を見ていくと、3つのジャンルに分けれることが出来ました。
ほとんどのチューハイには、酸味料や香料や苦味料など、一括表示可能な食品添加物が入っているのですが、具体的に何を使用しているかは分かりません。
分かったのは甘味の部分で以下の3種類を使用しています。
糖類、果糖ぶどう糖液糖、甘味料の3つです。
これを分けて考えてみたところ幾つか美味しいチューハイとはどれか判断することが出来ました。

比較的美味しいと感じるものが多かった糖類系

糖類とは何でしょうか?
糖類とは、食品表示法によりまとめて表示されています。

糖類については別の記事で取り上げていますのでそちらをご覧ください。

原材料名の糖類には何が含まれるのだろうか?

糖類が入っているチューハイ&サワー

アサヒさんは居酒屋で超人気のレモンサワー、ウィルキンソンドライセブンのレモン、レモンライム、レモンジンジャー、レモンコーラ、贅沢搾りレモン。
サッポロさんはレモン・ザ・リッチのレモン、ビターレモン、ドライレモン、スパイシーレモン、チューハイ99.99(フォーナイン)レモン、キレートレモンサワー。
キリンさんは氷結シチリア産レモン、サワーレモン(ストロング、ZEROは除く)、旅する氷結のレモンコーラアミーゴ(人工甘味料も含まれる)。
宝酒造さんは焼酎ハイボールのレモン、強烈塩レモンサイダー割り、極上抹茶ハイ抹茶レモン、canチューハイレモン、極上レモンサワーの瀬戸内レモン、丸おろしレモン、熟成つけ込みレモン、爽快レモンチェッロ、黄金マイヤーレモネード(熟成つけ込みレモン、爽快レモンチェッロ、黄金マイヤーレモネードはトレハロースも含まれる。トレハロースとは二糖類に含まれる)。

糖類と比べると上品さがある果糖ぶどう糖液糖系

果糖ぶどう糖液糖の入っている商品はどれも甘味が上品でした。
果糖ぶどう糖液糖は、原料は砂糖ではなく、でん粉です。
でん粉を酵素でぶどう糖に分解します。
さらにそのぶどう糖の一部を、酵素によって果糖にかえたものです。
液糖とありますので、液状のものとなります。
甘味は、砂糖にとあまり変わらないと言われています。
ちなみに果糖ぶどう糖液糖は、ぶどう糖より果糖が多いもので、ぶどう糖果糖液糖は、果糖よりぶどう糖が多いものを言います。
甘いのは果糖ぶどう糖液糖です。
なぜなら、ぶどう糖は砂糖の約70%の甘みで、果糖は砂糖の約130%の甘みと言われているからです。
それで甘さの順は、果糖、砂糖、ぶどう糖ということになります。
果糖ぶとう糖液糖が入っている商品はこちらです。

果糖ぶとう糖液糖が入っているチューハイ&サワー

コカ・コーラさんの檸檬堂シリーズとトップバリューさんのチューハイレモンです。

後味が気になるものが多い甘味料系

甘味料で甘味を付けている商品は、後味が気になるのが多かったです。
全ての商品ではありません。
酸味や苦味ではなく、何とも言えないものが残ります。
今回飲んだ商品の中に含まれる甘味料は、アセスルファムK(カリウム)、スクラロース、ステビアです。
以前にもこの甘味料を取り上げました。
もう一度、取り上げたいと思います。

アセスルファムK(カリウム)とは?

アセスルファムK(カリウム)とは、人工甘味料のことで、逆を言うと天然のものではありません。
厚生労働省のホームページには指定添加物に含まれています。
これは、食品衛生法第10条に基づいて、厚生労働大臣が使用してよいと定めた食品添加物です。 このアセスルファムK は使用してもよい食品や使用数量の上限などの使用基準が決められています。

アセスルファムK(カリウム)はどのように作られるのか?

どのようにアセスルファムKが作られるのでしょうか?
コカ・コーラさんのホームページを見てみますと、酢酸(さくさん)を原料として作られており、砂糖の200倍の甘さがあるとのことです。
酢酸とはなんでしょうか?
酢酸とは酸の一種です。他の酸というと、塩酸やリン酸やクエン酸など身近にあるものがたくさんあります。
ミツカンさんのホームページを見ますと、 酢酸は酢酸菌によって作られる酸の一種とのことです。 どのお酢の中にも共通して一番多く含まれている成分が酢酸だそうです。
酸っぱいものから甘いものがどのようにできるのか不思議です。
どのような工程で作られるのかは、alic(読み方:エーリック=農畜産業振興機構)さんのホームページに書かれてありました。
ジケテン(酢酸由来の物質)とスルファミン酸を反応させて、そして無水硫酸(三酸化硫黄 )を加えるなどの化学合成により製造されるとのことです。
いや~、何のことを言っているかさっぱり分かりません。
ここまでくると科学の授業ですね。
少しだけ各物質を調べましたが、全く理解できませんでした。
後日更新するかもしれません。

アセスルファムK(カリウム)は人体にどう影響するのか?

体にいいのか悪いのかについては、ネットでは様々な意見がありました。
調べて分かったのは、過剰摂取は良くないということです。
なので、国も使用量などを決めているのでしょう。
アセスルファムKはカロリーゼロですが、ダイエットしようと思って砂糖を避け、カロリーオフの人工甘味料ばかり摂取していると体に悪いと言えるでしょう。

スクラロースとは?

スクラロースは、ショ糖の600倍の甘みを持つ、人工甘味料です。
ショ糖とは砂糖の中心となる糖分ですね。ブドウ糖と果糖からできます。
スクラロースのカロリーは実はゼロです。びっくりですね。
安全性も認められています。
また調べると、やはり取り過ぎには注意が必要であることが分かりました。
気を付けていきましょう。

ステビアとは?

甘味料のステビアとは何でしょうか?
ステビアとは植物の名前で、砂糖の200~300倍甘いと言われている、天然甘味料のことです。カロリーは砂糖の約100分の1です。
すごいですね。カロリーが低いのは助かります。
研究の結果、安全性も今のところ認められています。

甘味料が入っているチューハイ&サワー

甘味料の商品をまとめると、サントリーさんの-196℃ストロングゼロのギガレモン、トリプルレモン、ダブルレモン、ビターレモン、塩レモン、瞬間レモン、明日のレモンサワー、こだわり酒場のレモンサワーとキリっと男前。
アサヒさんのもぎたてまるごと搾りレモン。
キリンさんのビターズの皮ごと搾りレモンライム、氷結ストロングのシチリア産レモン、サワーレモン、氷結ZEROのシチリア産レモン、キリン・ザ・ストロングの本格レモン、旅する氷結のレモンコーラアミーゴ(糖類も含まれる)

糖類、人工甘味料、果糖ぶとう糖液糖が含まれていない唯一のチューハイ

糖類、人工甘味料、果糖ぶとう糖液糖が含まれていない唯一のチューハイ
本絞りの原材料名

キリンさんの本絞りレモンは、糖類、人工甘味料、果糖ぶとう糖液糖どれも入っていません。
ですが、レモンスリキュールが入っています。
レモンリキュールの市販のものですと、人工甘味料や酸味料、香料が入っているものがあります。
なので、全く入っていないかは不明です。

美味しかったチューハイ&サワー5選

ここから飲んで美味しいと感じたチューハイ&サワー5種類の順位を上げたいと思います。参考までにご覧ください。

1位 コカ・コーラ 檸檬堂 鬼レモン

檸檬堂鬼レモン

1位はコカ・コーラさんの檸檬堂の鬼レモンです。
やはりこれが一番おいしく感じました。
レモン感もかなりあり、炭酸も程よいです。また飲みたいと思います。
後味もすっきりした方で、酸味もあまり残りません。
デメリットは、飲んだ中で1番の高カロリー(280Kcal)だということ、そしてアルコール度数9%ですが、強いアルコール感が無く、飲み方や飲み過ぎに注意しないといけないということです。

2位 宝酒造 極上レモンサワー 丸おろしレモン

宝酒造極上レモンサワー丸おろしレモン

2位は宝酒造さんの極上レモンサワー、丸おろしレモンです。
アルコール度数7%で、どちらかというと高アルコールチューハイだと思います。果汁が11%入っています。
飲むと酸っぱさが先に来ます。多くのチューハイが甘さが先に来ますが、この丸おろしレモンは違います。後から甘さが来ます。最初飲んだ時、酸っぱさにびっくりしました。
レモン感で言うと鬼レモンよりレモンを感じれると思います。

3位 宝酒造 極上レモンサワー 熟成つけ込みレモン

宝酒造極上レモンサワー熟成つけ込みレモン

3位は、引き続き宝酒造さんの極上レモンサワーで熟成つけ込みレモンです。
これもアルコール度数7%で、果汁が8%入っています。
このサワーは甘めで、飲みやすいお酒です。
後味はスッキリで、酸味や苦味があまり残りません。
女性向けのお酒かなとも感じますが、僕でも十分楽しめるサワーでした。
デメリットは、鬼レモンと同じく高カロリーです。総カロリーが210Kcalとなります。

4位 サッポロ キレートレモンサワー

サッポロキレートレモンサワー

4位はサッポロさんのキレートレモンサワーです。
アルコール度数5%で、果汁がなんと20%入っています。
これはサッポロさんのホームページを見ますと、世界1位の量のだそうです。
1996年から2019年11月までの期間で、 Mintel社製品のデータベースを用いて、世界86ヵ国で調べたもので、世界1位とありました。
ちなみに、Mintel社とは、世界の市場調査し、分析している会社です。
毎月3万点の商品を調査しています。膨大なデータですね。
レモン感強め、レモンをしっかり入っている感じのサワーです。
最初は甘味が来ます。甘味は甘い方だと思います。
後味の酸味も強めですが、ずっと残る感じでないです。

5位 サッポロ レモン・ザ・リッチ 濃い味レモン

サッポロレモン・ザ・リッチ濃い味レモン

5位は引き続きサッポロさんのレモン・ザ・リッチの濃い味レモンです。
レモン・ザ・リッチシリーズはどれも美味しかったです。レモンの他にビターレモン、ドライレモン、スパイシーレモンと飲みましたが、甘いチューハイが嫌な方はドライレモン、ゆったりと飲みたい時は、レモンやビターズレモンがおすすめです。
ドライレモンはカロリーが低めです。
特にレモンは、バランスがいいです。甘さもちょうど良く、飲んだ後にも程よいレモン感があります。後味には酸味がずっと残りますが、嫌な感じがしません。

甘くない、スッキリ、塩系、変わり種の紹介

ここから比較的甘くない、スッキリしている、塩が入っている、そして少し変わったチューハイ&サワーをご紹介します。

甘くない系10選

甘くない系10選

甘くないと感じたのは、画像の10品。
甘味が全く感じなかったのは、宝酒造さんのcanチューハイレモンと焼酎ハイボールレモンです。この二つは、全く甘くありませでした。
特にcanチューハイレモンは、とてもシンプルでスッキリしているチューハイだと思います。
その他の商品は、甘味はありますが、甘ったるさはなく、食事に合うようになっていると思います。
中でも美味しく感じたのは、サッポロさんのレモン・ザ・リッチのドライレモン、宝酒造さんの極上レモンサワーの瀬戸内レモン、キリンさんの氷結ZEROのシチリア産レモンです。
キリンさんの氷結ZEROのシチリア産レモンは、甘味料ステビアが使用されている唯一のチューハイとなっており、また違った甘みのあるチューハイとなっております。カロリーも一番低いカロリーとなっていますので、その面でもおすすめです。

スッキリ系16選

スッキリ系16選

スッキリしていると感じたのは、画像の16種類です。
全体的にキリンさんの氷結シリーズや、アサヒさんのウィルキンソンドライセブンシリーズは、スッキリしていると感じました。
中でもスッキリしていると思ったのは、アサヒさんのもぎたて、まるごと搾りレモンです。後味も残らず、スッキリしていました。ただ甘味が強いです。
スッキリ加減は各商品それぞれ違います。後味に酸味や甘味が残るものもあります。

塩系3種

塩系3種

塩が入っている商品は、3種類ありました。タイトルにも塩が入っています。
この他にも、コカ・コーラさんの檸檬堂、鬼レモンにも原材料名に食塩が入っています。
どれも飲んだ時、塩分は感じられませんでした。
甘じょっぱいをイメージしていると思いますが、甘味の方が勝ってしまいますね。
宝酒造さんの焼酎ハイボール、強烈塩レモンサイダー割りは、甘味もあまりありません。甘くない系チューハイにも入ると思います。
から揚げ専用と書かれたサントリーさんのストロングゼロ塩レモンは、から揚げに良く合いました。

変わり種系3種

変わり種系3種

ちょっと違うレモンチューハイ3種最後に紹介します。
キリンさんの旅する氷結のレモンコーラアミーゴ、アサヒさんのウィルキンソンドライセブンシリーズのレモンコーラ、宝酒造さんの極上抹茶ハイの抹茶レモンです。
画像が暗いですが、コーラや抹茶をブレンドした商品です。
コーラ系は甘くなく、炭酸強めがウィルキンソンドライセブンです。
抹茶レモンは全ての中で、唯一無炭酸です。
この3種類のおすすめ度合いは、気になる方は飲んで見るのはいいかもぐらいです。

最後までご覧いただきありがとうございました。
また別の缶チューハイやサワーを飲んだ時、更新したいと思います。