趣味の見つけ方
「ご趣味は?」と、聞かれると何だかドラマに出てくるようなお見合いの場面を想像してしまいますが(*´ω`*)
今回は、大人になってからも何か趣味を持っている人が意外と少ないのではないか、というお話です。そしてこの「取り立てて趣味がない」というのは比較的若い世代に多いように思います。あくまでも私の個人的な見解ですが。
10代の頃は、「習い事」や「部活・クラブ活動」という形で、学校教育とは異なった、何か教養を身につけたり、自分の感性を磨いたりする活動に携わる機会が少なからずあるような気がします。ただ、それらは、やらされているものであったり、提示された選択肢の中から選んだものに過ぎなかったり、大人になっても打ち込むもの、ととらえる人は少ないかもしれません。
趣味を見つけるって意外とムズイ(*´ω`*)
と思うのは私だけでしょうか?
趣味の見つけ方について、私なりのアプローチをまとめてみました(^^♪
多様化する娯楽
そもそも趣味と娯楽って何が違うのでしょうか?
リフレッシュさせてくれるもの、という観点では同じな気がするのですが、その線引きは限りなく曖昧なものに思えます。
そして、娯楽やエンターティンメントに溢れている現代、そもそも趣味を持たなくても、楽しませてくれるものは沢山あるように思います。
仕事から帰ってきて、夜、何か動画を見て、ほっこりして寝る
なんてことも娯楽の恩恵を受けている一つのことと言えるでしょう。
あえて趣味と娯楽の線引きをするとすれば、趣味は、何かの知識や技術を身につけたり、スポーツのような体を動かしたりすることが関係している、産出的なもの、リフレッシュと同時に、人としての幅を広げてくれるもの。そして往々にして、一人で完結するものもあるとはいえ、人とのつながりや交流、意見交換などの、人との関わりも関係するもの。このようにまとまることができると思います。
娯楽は、人として成長させてくれるもの、というよりは、自分の好きなことをすることで、自分の欲求や欲望を満たすもの。という意味合いが強いように感じます。
こんな風に考えると、趣味を持つことの意味や価値、みたいなものも感じることができます。
趣味を持たなくても生きていくことはできますが、趣味を通して、学校や仕事とは違う人間関係を楽しめたり、人生をより豊かにしてくれたりする、ということです。
自分の適性を見分ける
前置きが長くなりましたが(*´ω`*)
趣味を見つけることにおいて、単純に自分が好きで、長続きできるものを選ぶ、ということは大切ですが、それに加えて、ある程度自分が得意なもの、向いている物を選ぶ、ということも大切です。
こんなことが得意になりたい、と思ってあえて苦手なものを選ぶ、というパターンもありますが、長続きさせるためには、決意と努力が必要でしょう。
それで、今回は自分の得意なことについて考えてみる、ということを提案したいと思うのです。(*´ω`*)
「そんなこと言われても、特に取り柄もないし、得意なことはない」
そんな人も少なくはないと思われます。
私が普段、塾や家庭教師で、初めて会う子どもと接する時によくする質問があるのですが、
「学校の教科を自分の好きな順・得意な順に並べたらどんな感じになる?」
好きな順と得意な順を合わせて考えることで、その子どもが、文系よりか理系よりか、といったことだけではなく、考え方とか勉強へのアプローチの仕方とかも見えてきたりすることがあります。
そして、面白いなぁ、と思うのが必ずしも、5教科+副教科を並べる子ばかりでなく、給食、とか部活、とか、はたまた休み時間、と答える子も(;´Д`)
漠然と、何が好き?と聞かれると答えにくい部分がありますが、学校の教科(あるいは活動)で考えると少し分かりやすい部分もあるのではないでしょうか?
教科以外の分野の答えからも、食べることが好きなんだなぁ、とか、人ととにかく会話することが好きなんだなぁ、とか逆に、集団でいることが苦手なんだなぁ、とか決められたことをするのは嫌いなんだなぁ、なんてことも感じたりします。
自分ってどんな学生だったかな。。。
そんなことを振り返りながら、新たな趣味を見つけてみるのもいいかもしれません。(´▽`*)
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