100種類のレモン缶チューハイ&サワーを飲んだ感想

100種類のレモン缶チューハイ&サワーを飲んだ感想

こんにちは。夫婦工房にょんのおっと~です。
これまで約一年かけて100種類のレモン缶チューハイを飲んできました。

飲んでいく中で、様々な発見がありましたので、今回はそのことについて記事にしようと思います。

一個人の解釈ですので、参考までにでお願いします。
その日の体調などによっても美味しさの誤差も出ると思います。ご了承ください。
購入は自己責任でお願いします。

お酒、甘味料、カロリー、各メーカーについて取り上げたいと思います。

おっと~くんが缶チューハイを眺めている

お酒について

これまで飲んだレモン缶チューハイのお酒の種類は、ウオッカ、焼酎、スピリッツが大半を占めてます。
またジンやワイン、醸造アルコールもあり、アルコールとだけ記載されている商品もあります。

お酒を炭酸で割れば、チューハイやサワーになっていることも分かった点の一つです。
チューハイとサワー違いはあまりないように思えます。
ハイボールもそうですね。

商品によっては、スピリッツとウオッカの2種類入っている物もあります。
焼酎とスピリッツというパターンもありますね。
博水社のハイサワ―缶レモンは、醸造アルコールとワインが入っています。

またアサヒのウィルキンソンハードナイン無糖レモンは、ウオッカとジンとスピリッツと3種類のお酒が入っています。

甘味料について

甘さを大きく分ける甘味料ですが、これまで飲んでいて、どんな甘味料を使うかによって、レモン缶チューハイの美味しさがある程度決まると感じます。

使われている甘味料は、原材料名から確認しますと、砂糖、果糖ぶどう糖液糖、糖類、人工甘味料(アセスルファムK、スクラロース、アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物)、天然甘味料(ステビア)です。

最近は甘くないチューハイが人気ですね。
人工甘味料が使われている物は、ほとんど甘いと思います。
アセスルファムKとスクラロースが入っていれば、ほとんど甘いものばかりです。
しかし、中には甘くないのもあります。

甘くないものが多かったのは、糖類で作られている商品です。
甘くなく美味しいレモン缶チューハイはまとめてありますのでそちらをご覧ください。

甘くないでも美味しいレモン缶チューハイと缶サワーおすすめ10選

糖類についても別の記事で取り上げています。

原材料名の糖類には何が含まれるのだろうか?

カロリーについて

カロリーが1番高いものが、コカ・コーラの檸檬堂鬼レモンで、280Kcalです。
1番の低カロリーが、アサヒのSlatレモンスカッシュサワーで、70Kcalです。
4倍の差があることになりました。

1番の低カロリーを4本飲んで、一番高いものと同じカロリーになります。
ここまで差が出るとは思いませんでした。

カロリーについては、ランキングにしてありますので、そちらをご覧ください。

レモンチューハイレモンサワーの総カロリーのランキング(時々更新)

各メーカーのラインナップ

飲んだ商品のメーカー

飲んだ種類のメーカーは、キリン、宝酒造、アサヒ、サントリー、サッポロ、コカ・コーラ、トップバリュ、セントミハエルワインアンドスピリッツ、サンガリア、カルディ、三幸食品、博水社、富永貿易、眞露の商品です。

ちなみに、キリンが24種類、宝酒造が21種類、アサヒが15種類、サントリーが14種類、サッポロが9種類、コカ・コーラが4種類、トップバリュが3種類、セントミハエルワインアンドスピリッツが2種類、サンガリアが2種類、カルディが2種類(製造は三幸食品)、三幸食品が1種類、博水社が1種類、富永貿易が1種類、眞露が1種類で全部で100種類になります。

飲んだ種類を見ると、キリンが一番多いですね。ほぼ4分の1を占めています。
宝酒造と合わせるとほぼ半分です。

セントミハエルワインアンドスピリッツや三幸食品、博水社、富永貿易は、レモン缶チューハイを飲むことによって知ることのできたメーカーです。

意外と色んなメーカーがレモン缶チューハイを商品化していることも分かります。

キリンについて

100種類のうち24種類がキリンの商品でした。
キリンは氷結シリーズ、キリン・ザ・ストロングシリーズ、本絞り、麹レモンサワーを飲んできました。

その中には、本絞りのように果実が多く含まれるレモンチューハイ、レモフルや冬柑のようにレモンと別の果実を入れたチューハイ、麹を入れたレモンサワーのように食事に合うレモンサワーなど、発売されてきました。

最近ではよりレモン感を味わえるよう無糖のレモンチューハイも発売されました。

このような商品があることを考えますと、レモンの美味しさをどのようにして味わってもらうか様々なアイデアと共に商品化しているメーカーだと感じます。

キリンの特徴①食事に合う

1つ目のキリンの特徴は、食事に合うものが多いと思います。
氷結シリーズで言いますと、無糖レモン4%と7%、サワーレモン、シチリア産レモン、氷結ZEROシチリア産レモンは、食事に合うと思います。

また麹レモンサワーは、日本食に特に合うと思います。
果汁が多い、本絞りの冬柑も食事に合うように作れていると思います。

また食事にも合うと思いますが、そのまま飲んでも美味しかったです。

キリンの特徴②高カロリーがあまりない

2つ目のキリンの特徴は、高カロリーの商品があまりないことです。
低カロリーの商品が多いです。
一番高いカロリーのレモン缶チューハイは、以下の通りです。

ビターズ 皮ごと搾りレモンライム 189Kcal
氷結ストロング シチリア産レモン 189Kcal
氷結ストロング 塩レモン 189Kcal
キリン・ザ・ストロング 本格レモン 189Kcal
麒麟特製レモンサワー~いレモン潤沢仕立て~ 189Kcal

5種類あるわけですが、1番高いカロリーのコカ・コーラの檸檬堂鬼レモンは280Kcalです。差が100近くあります。
189Kcalは、カロリーランキングでも34位です。

1番低いカロリーの商品は、氷結シリーズ、無糖レモン4%で91Kcalになります。カロリーランキングでも98位です。

全体的にキリンの商品はカロリーが低いこと、食事に合う商品が多いこと考えると、食事と一緒に飲んで欲しいというようなキリンの意図を感じます。

宝酒造について

宝酒造の商品は、100種類のうち21種類です。
宝酒造の商品は、canチューハイシリーズや極上レモンサワーシリーズがあります。

また無炭酸の極上抹茶ハイや焼酎ハイボールシリーズもあります。
イオン限定の私のレモンサワーシリーズもあります。

コラボ商品も幾つかあり、リカーマウンテン30周年記念コラボ商品、にごりレモンサワーや株式会社LDH JAPANとのコラボ商品LEMON SOUR SQUAD from NAKAMEGUROなどがあります。

このような商品があると考えますとキリンとはまた違った印象です。
キリンのようにレモンとグレープフルーツや他の果実を使った商品はほとんどないです。
極上レモンサワーシリーズのとことん沖縄!塩レモンサワーでシークワーサーが入っているぐらいです。
基本果実はレモンしか使っていない印象です。

かなりのレモンに対するこだわりがありそうなメーカーです。

宝酒造の特徴①レモン感が濃いのが多い

1つ目の宝酒造の商品の特徴は、レモン感が濃いのが多いように感じます。
極上レモンサワーシリーズでいうと、熟成つけ込みレモン、丸おろしレモン、リニューアルした爽快レモンチェッロは濃いと思います。

そしてcanチューハイレモンリッチ、LEMON SOUR SQUAD from NAKAMEGURO、にごりレモンサワーについても濃いと思います。

果汁の量も多く、多い順にしますと、
丸おろしレモン果汁11%
にごりレモンサワー果汁10%
LEMON SOUR SQUAD from NAKAMEGURO果汁9%
熟成つけ込みレモン果汁8%
canチューハイレモンリッチ果汁6%
リニューアルした爽快レモンチェッロ果汁5%
となります。

果汁ランキングでは、20位中9品が宝酒造の商品です。
ほぼ半分を占めています。

商品の数も左右すると思いますが、ここでもレモンに対するこだわりがみれます。

レモン缶チューハイ果汁ランキング

宝酒造の特徴②変わり種が多い

2つ目の宝酒造の商品の特徴は、商品タイトルを見ると変わり種が多いと思います。

極上レモンサワーシリーズで言うと、味が変わる⁉レモンサワー、グリーングリーンレモン、レモンティーサワー、とことん沖縄!塩レモンサワーなどがあります。

ネーミングも遊び心あるように感じます。
パッケージもユニークです。

しかも今挙げた、味が変わる⁉レモンサワー、グリーングリーンレモン、レモンティーサワー、とことん沖縄!塩レモンサワーはどれも美味しかったです。

このように考えますと、楽しみながらレモンチューハイを飲んで欲しいという宝酒造の意図を感じます。

アサヒについて

アサヒは100種類のうち15種類です。
アサヒはウィルキンソンシリーズや果汁が多い贅沢搾りシリーズがあります。
最近では、お店限定で販売していた樽ハイ倶楽部シリーズが商品化しました。

またクリアクーラーシリーズやTHE檸檬CRAFTシリーズは、コンビニ限定となっています。

お店でしか飲めないサワーやコンビニ限定のものがあることを考えますと、ある程度客層を絞って商品化しているようにも思えます。

アサヒの特徴①商品にメリハリがある

アサヒの商品はかなりメリハリがあると思いました。

ウィルキンソンシリーズは全て無果汁で強炭酸のに対し、贅沢搾りシリーズは果汁が多く微炭酸の商品です。真逆ですね。

高級感のあるTHE檸檬CRAFTシリーズは、食事用というよりゆったりしながら飲めるように作られています。

このように考えますと商品は一つ一つにメリハリをつけて、特徴が分かりやすいとかんじました。

アサヒの特徴②ほとんど人工甘味料を使用していない

アサヒの商品で人工甘味料を使用していない商品は、15種類中13種類です。
人工甘味料を使用しているのは、Slatレモンスカッシュサワー、もぎたてまるごと搾りレモンの2種類のみです。

さらにもぎたてまるごと搾りレモンはリニューアルされ、もぎたてSTRONGまるごと搾りレモンになり、人工甘味料を使用しなくなりました。

なので現在製造されている商品で人工甘味料を使用しているものは、Slatレモンスカッシュサワーのみです。

糖類を使うと高カロリーのイメージですが、贅沢搾りレモンは140Kcalと低カロリーな商品もあります。
ウィルキンソンシリーズもカロリーランキングでは、中盤ぐらいにランクインしています。

また、もぎたてSTRONGまるごと搾りレモンは227.5Kcal、樽ハイ倶楽部居酒屋で超人気のレモンサワーは210Kcalと高カロリーの商品もあります。

サントリーについて

サントリーは100種類うち14種類です。
サントリーは、ストロングゼロシリーズやこだわり酒場シリーズ、ほろよいシリーズなどがありますね。
ハイボールでは、トリスハイボール太陽のレモンもあります。

アサヒと同様にコンビニ限定のスーパーチューハイも販売しておます。

サントリーの商品は、高アルコール(7~9%)の商品が多いイメージかもしれません。しかし、ほろよいシリーズは、アルコール度数3%です。
アルコールが弱い人向けにも販売しています。

サントリーの特徴①高カロリーが少ない

サントリーの商品は高カロリーのチューハイ少ないです。
高カロリーチューハイが少ないということは、人工甘味料で甘味をつけているチューハイが多いですね。

糖類で甘味をつけているチューハイは、ほろよいはちみつレモン、トリスハイボール太陽のレモンの2種類のみです。

他に14種類中12種類は人工甘味料が入っています。
カロリーが気になる方は、サントリーがお勧めですね。
特にこだわり酒場のレモンサワーは147Kcalとなっており、低カロリーで食事にも合うと思ます。

サントリーの特徴②食事に合うものが多い

サントリーの特徴2つ目は、食事に合うものが多いと思います。
低カロリーで食事に合うものが多いのは嬉しいですね。

食事に合うものが多い理由の根拠として、サントリーの商品の中には果汁量が5%を超える商品はないです。
サントリーの商品の中で一1番果汁が多い商品が、ストロングゼロシリーズのトリプルレモンで4.5%です。
果汁が多いとどうしてもレモンが濃すぎてしまい、食事に合わないと私は思います。

ストロングゼロシリーズやこだわり酒場シリーズは、高アルコール(7~9%)ですので、食事と一緒に早く酔いたい人にはいいかもしれません。

サッポロについて

サッポロは100種類中9種類でした。
サッポロはレモン・ザ・リッチシリーズ、99.99(フォーナイン)シリーズがあります。

果汁量1番多いキレートレモンサワーもありますね。
最近では果汁10%特製檸檬サワーも発売されました。

レモン・ザ・リッチシリーズ、キレートレモンサワー、特製檸檬サワーを飲んで思いますが、レモンの旨みを引き出しているレモンサワーだと思います。

商品の数は少ないですが、一つ一つ丁寧に作られている感じがしますね。

サッポロの特徴①レモン感が濃いのが多い

宝酒造と同じく、サッポロもレモン感が濃いのが多いです。
キレートレモンサワーは果汁20%、特製檸檬サワーは果汁10%で、レモン感が濃いです。

レモン・ザ・リッチもレモン感が濃いと思います。
濃い味レモン、ビターレモン、スパイシーレモンは果汁3%、ドライレモンは果汁が5%です。
キレートレモンサワーと比べると果汁量が少なく見えますが、飲むとレモン感がしっかりあります。

食事と一緒というよりは、ゆったりしながら、くつろぎながら飲むように作られているチューハイだと思います。
その中でもレモン・ザ・リッチのドライレモンは、甘味もあまりないため食事にも合うと思います。

その他のメーカー

その他のメーカーまとめ

その他の商品は、数が少ないためまとめました。

コカ・コーラは、かなり人気の檸檬堂シリーズです。
特徴としては、どの種類も果汁量が多くレモン感が濃いめです。
鬼レモンはカロリーランキングでも1位となています。
甘味料が果糖ぶどう糖液糖となっていて、人工甘味料や糖類とはまた違った甘みがあります。

トップバリュは、3種類でノーマルのチューハイレモン、カロリーハーフやストロングがあります。
カロリーハーフは、カロリーランキングでも99位とかなり低カロリーとなっています。レモン以外の果実を入れないレモンチューハイとしては、1番カロリーが低いレモンチューハイとなっています。
またカロリーの表示の仕方も100ml単位ではなく、総カロリーが表示されています。

セントミハエルワインアンドスピリッツは2種類です。
価格帯が安いのが特徴です。BT酎ハイレモンは、ホームページによりますと87円となっています。

サンガリアが2種類で、コンビニ限定の商品もあります。
パッケージを見て二度見しましたが、ストロングチューハイタイムゼロレモンは、340㎖の商品です。
350㎖以外はないと思っていたので、340㎖を見た時はびっくりしました。
他のレモン缶チューハイと差別化を図ったのかなと思いました。

カルディは2種類で、製造は三幸食品がされています。
どちらも果汁量が多くレモン感強めです。
サッポロの特徴でも書きましたが、食事と一緒というよりは、ゆったりしながら、くつろぎながら飲むように作られているチューハイだと思います。

三幸食品はカルディの商品を製造されているのに加えて1種類あります。
愛媛県産完熟レモンチューハイです。
ネット検索してもほとんど情報がないのですが、地元感をだした上品さもあるレモンチューハイとなっています。

博水社はハイサワ―缶レモンの1種類です。
レモンチューハイでは珍しく、ワインが入っています。甘味料も糖類や人工甘味料ではなく、水飴です。
甘味は少なめで、果汁も7%と多い方ですが、食事に合うチューハイだと思います。

富永貿易は神戸居留地ストロングチューハイレモン糖類ゼロの1種類です。製造は大東乳業です。
アルコール度数が8%と高く、少しアルコールが鼻に抜けていくのを感じます。

眞露は、サンキストレモネードサワーの1種類です。
あのサンキストがお酒になるとは思いませんでした。
果汁量も10%と高く、後味もスッキリで酸味も後味にあまり残りません。
レモンを楽しむには良いと思います。
レモネードですので、レモンチューハイと思って飲むのとはまた違いますのでご注意ください。

最後までご覧いただきありがとうございました。